【ニュースde英語】ヘロイン中毒者がメキシコに集まる理由は〇〇を受けるため|「dead-end street」の意味は?|BBC

スポンサーリンク

Pocket

今日は、ニュースから英語を学ぶ金曜日です。

音楽と気持ちの相関関係。

 

【今日のチョコっと英語】

『相関』に関する英語

ーI believe there’s a direct correlation between those.
(それらには直接相関があると信じている)

 

今日取り上げるのは、こちら!

『違法薬物使用のヘロイン治療のためにメキシコへ行くアメリカ人』です

スポンサーリンク

Americans going abroad for illegal heroin treatment/BBC/April 12,2018 より抜粋

As America’s opioid and heroin crisis rages, some struggling with addiction are turning to a drug illegal in the US. Jonathan Levinson went to one clinic offering the treatment in Mexico.

At the end of a dead end street in a town near the US-Mexico border, Emily Albert is in the basement of a drug treatment clinic, hallucinating about her son as a heroin addict. She imagines him going through rehab and desperately trying to get clean.

But Albert is the one with the addiction. She’s in the middle of a psychedelic treatment for opioid addiction.

Through tears after the treatment is over, Albert recalls the vision of her son.

“I could just tell that he was older and going through whatever I’m going through,” she explains. “It was like, basically, if I don’t do this then he’s going to have to.”

Albert is among a growing number of opioid addicts from the US going to clinics in Mexico to get treated with a psychedelic drug called ibogaine.

The drug is illegal in the US, but several studies have suggested it is effective in alleviating opioid withdrawals and curbing addiction.

And unlike daily replacement therapies like buprenorphine or methadone, ibogaine only requires a one-time treatment.

(割愛)

“About 90% of the people in the study had a dramatic reduction in their withdrawal symptoms at the point when you’d expect they’d be at their worst,” he says.

Brown says the severity of their addictions were reduced throughout a 12-month follow-up period and their relationships with family and loved ones improved as well.

Two days after her own ibogaine treatment, Albert is sitting on a deck at the clinic overlooking the Pacific Ocean when it dawns on her that she hasn’t even thought about getting high in two days.

That hasn’t happened in 10 years.

“It’s like they took my addiction and put it in an elevator and sent it a hundred floors down,” she says.

When Albert was 14, she had minor surgery on her big toe after a basketball injury. The doctor prescribed Percocet for the pain.

“I remember the very first time I tried one. I didn’t know if it was the antibiotics my mom had given me or what it was from those bottles, but I was like ‘that is great. I’m going to figure out what that was.'”

Over the next few days she tried one, then another. When she finally figured it out, she says, “it was game over from there”.

She quickly went from pills to heroin.

(割愛)

 

キーワード

opioid:オピオイド◆モルヒネ様作用を示す合成麻酔薬(強力な鎮痛薬)

addiction:ふけること、常用癖

dead-end street:袋小路

hallucinating:精神錯乱を経験する

psychedelic:幻覚状態を想起させるもの、幻覚剤

alleviating:軽減する


アメリカのオピドイドとヘロインの危機的状況、オピドイド乱用に苦しんでいる人たちがいる、アメリカでは違法薬物とされている治療法がありJonathan Levinson氏はメキシコで治療を受けるためにある病院へ行った。

アメリカとメキシコの国境近くの袋小路になっている町で、Emily Albert氏は薬物治療クリニックの地下にいて、ヘロイン中毒の息子のことで精神錯乱状態になっていた。彼女は彼がリハビリ施設にいき、クリーンな体になろうとしていると思い込んでいる。

でもAlbert氏自身が、ヘロイン中毒なのだ。彼女はオピドイド中毒の治療をしているところなのだ。

治療が終わったとは涙を浮かべて、Albertは自分の息子の幻想を思い出している。

私はただ彼は十分に大人で私が経験していることを何でも経験してしまうことがわかってるの。

と彼女は説明した。

それはつまり、もし私がこれをしなかったら彼がしなくてはいけない羽目になるっていうようなことなの

Albert氏はアメリカからメキシコにあるクリニックにイボガインと呼ばれる幻覚剤を使用した治療をうけるために来る増え続けるオピドイド中毒の一人である。

この薬剤はアメリカでは違法だが、いくつかの研究でオピドイドを軽減し、中毒性を抑制することに効果的だと示唆されている。

ブプレノルフィンやメサドンのような日常的な置き換え治療とは異なり、イボガインがたった一度きりの治療が必要なだけである。

(割愛)

研究では90%の人々が彼らにとって最悪であろう地点からの劇的な軽減傾向を示している

と彼はいう。

Brown氏は、深刻な状態の彼らの中毒症状は12か月のフォローアップ期間を通して軽減し、家族や愛する人たちとの関係も同様に改善したとしている。

イボガイン治療の2日後、二日間で良くなるだろうなどど思ってもいなかったAlbert氏はクリニックで太平洋の夕日を眺めながらデッキに座っていた。そのようなことは10年間もの間、ありえないことだった。

それはまるで、彼らが私の中毒性を取り払って、エレベーターかなんかにのせて100階下に送っちゃったみたいなかんじ

と彼女は言う。

Albert氏が14歳の時、彼女はバスケットボール中のケガで親指の小さな手術をした。医師は痛み止めとしてPercocetを処方した。

私は初めて使った時のことを覚えてるわ。ママが私にくれたものがが抗生物質だったのかも、どのボトルから取り出したかも知らなかったわ。でも私は(これはすごい!)って感じだったの。それで私はその薬がどんなものなのかって探りだしたわ

数日後の間に彼女は一つ試し、そしてまた次はこっちと試した。彼女がついにどの薬かを見つけ出したとき、彼女は

そこからがゲームオーバーだったの

といった。彼女はその後すぐに錠剤からヘロインへと移行した。

(割愛)


痛み止めって日本ではそんなに沢山出してくれないですよね?あと強いものも出さないのかな?日本ではあまり考えられないような流れで中毒になってしまうんですね。私ってやはり薬物に手を出すような人はそのような特殊な環境や、特殊な状況っていう意識がどこかにあったんですが、危険性がどこにでも蔓延しているというのはかなり怖いことですよね。
 『ibogaine treatment』で検索すると、すごい数がヒットします。かなり注目され論点となっている治療法ということが一目瞭然です。

 

【編集後記】
日本にいてはなかなか身近にないことってありますよね。都会はもっとあるのかな?
私は田舎に住んでいるので薬物というと、完全に遠い世界のことですが、
普通に病院から処方されたものが、中毒に走るきっかけになってしまうなんて・・・。
痛み止めって皆さん飲みます?私が痛みに強いタイプなのか私痛くなったら飲んでくださいねってやつ飲んだことほぼないです。
親知らず一気に3本抜いた時も渡されたけど、あ~いてててって思いながら子供の世話とかしてたら飲むの忘れてましたし。
目の矯正手術?した時も、痛いと思いますが・・・と言われ目の中ぐりぐりされても、おっとっと、いてて、で終わりました。
後日、母の知り合いの方が同じ手術受けて、痛くて耐えられなかったとか・・。
子供産んだ女性が痛みに強いってだけですかね・・・。
では、次回もお楽しみに!

スポンサーリンク

コメントをどうぞ