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今日は、ニュースから英語を学ぶ金曜日です。
物事が起きるタイミングの意味。
『タイミング』に関する英語
ーIs this the right timing to publish this article?
(今が私の記事を公開するのに正しいタイミングですか?)
今日取り上げるのは、こちら!
『104歳の科学者、死を歓迎し安楽死を迎える』です。
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104-year-old scientist David Goodall ‘welcomes death’ at Swiss clinic/CNN/May 9,2018 より抜粋
A 104-year-old Australian scientist who is set to end his life at a clinic in Switzerland later this week told CNN that his life was no longer worth living and said he hoped his story would lead to the legalization of assisted dying in other countries.
(割愛)
botanist:植物学者
pro:玄人、専門家、賛成論、利点、支持者、賛成票、賛成して
euthanasia:安楽死、安楽死術
mobility :動きやすさ、可動性、移動性、流動性
exclusive:排他的な人、交際相手を限定する人、独占記事、スクープ、特種、専売権
psychiatric:精神医学の、精神病理学の、精神科の
commission:委任する、~を任命する、権限を与える、委託する、依頼する、発注する、就役させる
resentful:憤慨している、ひどく嫌がる、怒りっぽい
capacity:収容可能数[人数]、収容能力、定員、限度容量、知的能力、潜在的な可能性
自らの意思で死を迎えるためにオーストラリアからスイスへ渡航した104歳の科学者にCNNはインタビューした。彼は、もはや自分の人生に生きる価値はなくなったと言い、自分の例をきっかけに他国でも安楽死が合法化されることを望むと語る。
デービッド・グッダルさんは植物学と生態学の研究者であり、彼は今月上旬に西オーストラリア州パースの自宅を離れ、スイスに到着した。目的は、バーゼルにあるライフサークル・クリニックで、10日木曜日に死を迎えるためだ。
12人の孫の祖父でもあり、安楽死推進団体には何年も前から加入している。彼は、身体が自由に動かせなくなったり、視力が衰えたことも一因となり、5~10年ほど前から人生を楽しめなくなったという。
「フィールドワークが私の人生だった。だがもうフィールドへ出掛けることはできなくなってしまった」
と火曜日にバーゼルにあるホテルでのCNNの独占インタビューで語った。そんな彼は今や誰かに車椅子を押してもらわないことにはどこへも行けない生活だ。
「もう1度でいいから、草原を歩き回って、周囲を見渡すことができたらどんなにいいだろうか」
と4人の父であり、傷害の間に3人の妻と過ごし、子供時代にロンドンからオーストラリアへ移ったグッダルさんは言う。
(割愛)
グッダルさんは数週間前に自殺を試みたが、願いは叶わずに目が覚めると病院にいた。この病院の医師が、また自殺をする危険性があると判断したことから、娘が手配した精神鑑定を受けるまで、退院させてもらえなかった。
彼は病院でのそうした対応を受けたことを「残酷なこと」だと表現し、「彼らは生きる目的が無くなった者にも、無理やり生き続けることを強いる」と付け加えた。
彼は、死ぬためにスイスへ渡航しなければならなかったことについては「憤り」を感じているが、自分の行動がきっかけとなって、西オーストラリア州の法改正につながることを願っているとした。
「心待ちにしている」
2日後に迫った自身の死について、そう彼は言った。
「この迫った期間が私へのインタビューに使われ、自分が安楽死という考えに光を当てることができることを幸せだと思っている」
「ほかの国もスイスに続き、ただ年齢というだけではなく精神的な許容による一定の条件を満たせば誰もが、全ての患者がこうした施設を利用できるようにしてほしいと願う」
こちらもどうぞ➡ 今迄の『ニュース de 英語』をおさらい!
104歳。考えさせられますよね。今や100年時代って言われてますよね。
私ちょうどいま『LIFE SHIFT』を読み進めている所なのでドンピシャでした。
生きたい様に生きられる100歳とそうでない100歳。自分の命の権利。
LIFE SHIFTは自分の人生戦略としてこれから来る100年時代どう生きますか?などという視点での本で、とても面白いですよ、ぜひ。
では、次回もお楽しみに!
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